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  • クジラ構文Q&A(new!)[鯨構文の謎に全て答えているページ]

    2023.7.19

    目次

    鯨構文

    鯨構文って何ですか?

    no more〜than…という構造の文章のことで、鯨を使った例文が有名なために「鯨構文」と呼ばれています。

    駿台予備校講師の鈴木長十氏が命名したというとです。

    A whale is no more a fish than a horse is ( a fish).という文章です。

    一般には「鯨が魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ」「馬が魚でないように鯨も魚ではない」と訳されています😩

    「鯨が魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ」って何言っているのか分からないのですが。

    全く同感です。

     

    実際の会話を想像してみましょう。

    鯨構文も言葉、文章です。

    ですから人と人の間のやり取りで成立しなくてはなりません。

     

    「鯨が魚ではない」という趣旨の内容が鯨構文です。

    ということは、鯨構文を言うきっかけを与えた相手は「鯨は魚だぜ」とでも言って、それに対して反応して鯨構文を言っていると思われます。

     

    「鯨は魚だぜ」「鯨が魚でないのは、馬が魚でないのと同じだぜ」

    ……………不自然です。こんなこと言いません。「は?」「だから?」「???何言ってるの、この人?」ですよね。

     

    肯定文にしてみましょう。

    「鯨は魚だぜ」「鯨が魚だなんて、馬が魚だというのと同じだぜ」

    …………非常に自然な会話です。どうも相手が言っていることをそのまま引用して、相手の言っていることがとんでもないことと同じだ、と言って相手のトンデモ発言を諌(いさ)めていると分かります。

    そして鯨が魚ではないという否定の趣旨の内容を満たします。

    正解は「鯨が魚というのは、馬が魚というのだ」となります。

     

    ご質問の「鯨が魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ」は誤訳です。

    誤訳なので「何を言っているのかわからない」「変な日本語」となるわけです。

     

    誤訳は、斎藤秀三郎という先生が最初に紹介し(1915年)、鈴木長十氏(駿台予備校・初期の講師)でその誤訳が定着してしまいました。

    上の会話のやり取りだけでも肯定が正しいと十分に証明できていますが、以下、2つの手順で理論的に肯定で訳すことが正しいことを証明しましょう。

    トドメを刺します。

    _______________________

    ①noを取って考えてみましょう。(よくこんなことをして説明しているブログや動画や論文があるものですから、その方々への質問状でもあります)

    A whale is more a fish/ than a horse is ( a fish).

    「鯨は、より多く魚だ/馬が魚であるより」

    「鯨が魚であるというのは、馬が魚であるよりももっともらしい」くらいの意味ですね。

     

    しかし実際には鯨も馬も哺乳類。

    どちらも魚ではありません。

    ですから上の英文の内容は間違っています。

     

    それゆえnoを入れます。

    比較級の直前のnoは「差がない」という意味です。

     

    ですから

    A whale is no more a fish / than a horse is ( a fish).は、

    「鯨が魚である( A whale is a fish)」のは、「より多い差がゼロ(同じだ、大したことがないという意味で差がない)(no more)」、「馬が魚であるよりね(than a horse is a fish)」となります。

     

    「鯨が魚だ、というのは馬が魚であるのと大したことがない意味で同じだ」→

    「鯨が魚というのは、馬が魚というのと同じだ」となります。

     

    急にthanの後ろになぜかnotを加えるという作業を皆さんしてらっしゃいますが、それは明らかにおかしいのではありませんか?

    「鯨が魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ」は明らかに間違っていますよ。

    _______________________

    ②noを取るなんて不自然なことはやめておきましょう。ネイティヴがそんなことをして考えているとは思えないもので。

    A whale is no more a fish than a horse is ( a fish).

    A whale is a fish(鯨が魚だ)no more(優った差がない)than a horse is a fish(馬が魚であるより)

    はい、これをただまとめましょう。

    「鯨が魚だなんて、馬が魚だというのと同じことを言っているんだぜ」

    _______________________

    鯨構文は絶対に肯定で訳して語感を取ってください。

    肯定文のニュアンスが元の英語のニュアンスを一番正確に表しています。

    このことで間違えていたら池田英語塾の塾長は腹を切ります

    否定で訳している方々は腹を切る覚悟あるんでしょうね?

    肯定が正しいことにご納得頂けるなら、池田英語塾の思考をぜひ賞賛して頂ければ幸甚です。

     

    2008年に当時は吉祥寺南町にあった塾で鯨構文のことを考えていました。

    その時にふと、試しに肯定で訳してみるか、thanの後ろは肯定文なんだし…

    「鯨が魚だって、馬が魚だというのと差がない」………

     

    あれ?わかるぞ!!肯定の方が自然なニュアンスだし。

    「わかった〜〜〜!!!!」とアルキメデスがアルキメデスの原理を発見した時に負けないくらい大騒ぎをしたのを覚えています。

     

    当時、すぐさまネットで検索。

    一切鯨構文を肯定で訳しているサイトは無し。皆無。

    すぐさまネットに公開。

    塾長が世の中で最初に鯨構文を肯定で訳すことを提唱したと自信を持っています。

     

    それからこれを書いているのが2024年ですから16年も経ちました。

    いまだに間違いだらけで、日本の英語業界の闇は深いと痛感。

    闇を照らす光明であると信じて池田英語塾は今後も歩みを進めます。

     

     

     

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    鯨構文2

    鯨構文を否定で訳すのは間違いなのですか?

    はい、間違いです。

    逆に聞きますが、「鯨が魚でないのは馬が魚でないのと同じだ」?

    そんな日本語どこで使いますか。

    鯨構文では否定語はnoの一語しかないのに、なぜ和訳では否定語がたくさん出てくるのですか?

    noはmoreだけを否定しています。

    no moreで「差がない」です。

    他は一切否定していません。

     

    たくさん否定語が出てくるというのは「鯨が魚でないのは馬が魚でないのと同じだ」という訳のことをおっしゃっているのだと思います。

    noはmoreだけを否定していて、他は一切否定していません。

    ですから「鯨が魚だというのは馬が魚だというのと同じだ(=no more)」となります。

     

    Shohei Ohtani is no taller /than Shunsuke Kuroda.「大谷翔平(193cm)はより背が高い差がゼロだ/黒田俊介より」

    鯨構文否定派の論理からいくと、黒田俊介さん(コブクロの背が高い方の人)は背が低いことになります。(no more thanで、このnoは文章全体とか、thanの後ろも否定すると言うのが鯨構文否定派の論理。)

    そんなバカな話はありません。

     

    no tallerのnoは「より背が高い」を否定しているだけです。

    目を覚ましましょう。

    否定語が一個なのですから一回否定です。

    (日本中狂ってるんです。鯨構文に関しては)

     

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    鯨構文3

    thanの後ろはどう見ても肯定文です。なぜ鯨構文では否定文で訳すのですか?

    先に結論を言っておきます。

    thanの後ろを否定文で訳す連中は全員「阿呆」です。(東大理三でも。いやだからこそ。肯定文を無理やり否定に仕立て上げドヤ顔。阿呆以外の何者でもありません。それで「日本一頭がいい」?私はそうは思いません。)

     

    thanの後ろ、どう見ても肯定文ですよね。

    これを否定で訳していいなら、「私は男だ」を「私は男ではない」と言っていいことになります。

    すごいことです。

    こんなことが許されると言っている人たちは全員「阿呆」です。

     

    英語では、同種のものを訳すというのは常識になっていると思います。(口語は崩れつつありますが、規範文法では絶対のルールです)

     

    日本語では「中国の人口は日本より多い」と「中国の人口」と「日本」を比べることができます。

    英語ではThe population of China is larger /than that of Japan.のようにThe population of China(中国の人口)とthat of Japan(日本のそれ[=人口])を比べています。

    thanの後ろを見ると何と何を比べているのか必ずわかります。

     

    では鯨構文。

    A whale is no more a fish / than a horse is ( a fish).ですね。

    thanの後ろはa horse is a fish.

    肯定文です。

    ですからA whale is a fishとa horse is a fishを比べているとわかります。

    この2つを比べてno more(優った差がない)と言っているので、

    「鯨が魚だというのは、馬が魚だというのと優った差がない」「鯨が魚だというのは、馬が魚だというのと同じだ」となるのです。

     

    どうですか?

    thanの後ろを否定で訳している連中は全員「阿呆」確定でしょ。

     

    あなたも同類ですか?

    私は鯨構文で私が間違っていたら腹を切りますよ。

    あなたは腹を切ってくれますか?

     

     

    「クジラを魚だと言うなんて、ウマを魚というみたいなもんだぜ?」を綺麗に訳すと「ウマが魚でないのと同じで、クジラは魚ではない」となると思います

    ならないと思います。

     

    まず「ウマが魚でないのと同じで、クジラは魚ではない」って…どのような状況で言うのでしょうか?

    会話でしょうから、相手がいると思います。

    その相手が「クジラは魚だ」と言っているのでしょう。

    その相手に「ウマが魚でないのと同じで、クジラも魚ではない」と言っても…

    何も響きません。

    「ウマが魚でない」というのは常識だからです。

     

    具体的にやってみると:

    A:「クジラは魚だぜ」

    B:「ウマが魚でないのと同じで、クジラも魚ではない」

    ……その場の空気が変な感じになります。「だから何?」みたいな。

     

    A:「クジラは魚だぜ」

    B:「クジラが魚だなんて、ウマが魚だと言うのと同じことだぜ」

    この場合は、相手は「え?そうなの?」となります。

    「ウマが魚だ」なんてありえないことです。

    ありえないことと比べるからこそインパクトがあり、相手が「え?そうなの?」となるのです。

    自分が言っていることってそんなにおかしなことなの?となります。

     

    鯨構文は、相手がしつこく何度も何度も何度も何度も何度も繰り返して言っていることをそのまま引用して、それがとんでもないことと同じだという構文です。

    「クジラが魚だ」と繰り返し言っている相手に「クジラが魚でない」と言うのですか?

    それって相手の言っていることを引用してませんよね?

    「クジラが魚でない」と言う英語講師は、鯨構文がわかっていません。

    断言します。

    完全にアウトです。

     

    さらに付け加えると「ウマが魚でないのと同じように鯨も魚じゃない」って…

    常識を振りかざして嫌なやつですし、当たり前のことと比べているので全く頓珍漢な訳です。

    「綺麗な訳」などでは絶対にありません。

    (繰り返しになりますが、鯨構文って他の人が言っているとんでもないことをそのまま引用して、それがとんでもないことより優っている差がないと言って、皮肉る文章です。それと矛盾する訳が「綺麗な訳」?とんでもない。おととい来やがれ!あ、これも「おととい来るな!」ではおかしいですね。否定と肯定を取り替えて「綺麗な訳」って…元の英語を正確に認識できていない訳が綺麗な訳のわけがありません)

     

    もしそれを「綺麗な訳」と言っている人がいたら、

    「君にお金を貸すのは、ドブに捨てるのと同じだ」も「君にお金を貸さないのは、ドブに捨てないのと同じだ」が綺麗な訳なんですね?と言ってやってください。

    全く論外です。

    (怒った口調が多くてすみません。)

     

    (後述)質問のきっかけはこれ(↓)かな?

    訳、間違っていると思いますよ。

    綺麗な訳?なんでそれが綺麗?理由の説明はないようです。

    私は非常に汚い訳だと思います。理由は説明しました。

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    鯨構文4

    noがマイナス、moreがプラス。合わせてマイナスだから、否定で訳すのではないですか?

    いえ、違います。

    noは「差がゼロ」と言っているだけ。

    no moreで「より多い差がゼロ」と言っているだけ、noはmoreにかかっているだけで、他の部分とは一切関わりがありません。

     

    だから否定文を使って訳してはなりません。

     

    論より証拠、正しいかやってみましょう。

    A whale is no more a fish than a horse is ( a fish).

    A whale is a fish(クジラは魚だ)no more(優った差がゼロ)than a horse is ( a fish)ウマが魚であるよりも)

    クジラが魚だなんて、ウマが魚であるより優った差がないんだよ」→「クジラが魚だなんて、ウマが魚だというのと同じだ」

     

    この日本語訳で肯定に感じますか?否定に感じますか?(クジラが魚であるのか、魚でないのか)

    そう、否定に感じます。

    肯定文なのに否定の意味に感じさせるのが鯨構文の目的です。

     

    なのに否定に感じるから、noがマイナス、moreがプラス、合わせて「マイナス」だから「鯨が魚じゃないのは、馬が魚じゃないのと同じだ」と訳すのが正しいのだなんて暴論が出てきます。

     

    それは誤りです。

    二つの肯定文を比べて、その差がゼロだ、と言っているだけでそれ以上でもそれ以下でもありません。

    (稀ですが、強い肯定の意味を表したりする時もあります。その例は私のYouTubeの解説[↓]の6:33以降をご覧ください。「否定で訳す」という脳みそでは答えに行き着けません。)

     

    「君にお金を貸すのは、ドブに捨てるのと同じだ」

    これを肯定に感じますか?否定に感じますか?

    否定に感じますよね。

     

    だからといって「君にお金を貸さないのは、ドブに捨てないのと同じだ」なんてしますか?

    しないですよね。

    鯨構文ではやっています。

    なぜですか?

     

    no sooner〜than…という表現があります。

    「〜すると同時に…する」という意味を表します。

     

    I had no sooner gone outside /than it began to rain.

    私はより早い差がゼロで外出した/雨が降り出したが、それよりも

    →私が外出すると同時に雨が降り出した。

     

    こちらもnoが否定でsoonerは肯定です。

    しかし肯定で訳します。

     

    no more〜thanと同じはずですよね。

    noが否定で、moreもsoonerも肯定です。→no sooner〜than…がなぜ「〜すると同時に…」なのか&鯨構文

     

    な〜の〜に〜💢

    なぜか鯨構文では「クジラが魚でないのはウマが魚でないのと同じだ」と「ない」を付け加えるですと?

     

    完璧な訳(=肯定)に余計なもの(=「ない」)を加えるから複雑な、奇怪な、「受験の最難関」とされるものになる。

     

    日本人は馬鹿なのですか?

    しかも英語で飯を食っているプロが大勢間違えている。

    嘆かわしい。

    お前ら全員英語講師の仕事を辞めてしまえ。

     

     

    no sooner〜than…。noがマイナス、soonerがプラス。合わせてマイナスだから、否定で訳すんですよね?

    残念ながら違います。

    no sooner〜than…は「〜すると同時に…する」です。

    否定で訳すことはありません。

     

    I had no sooner sat down /than the telephone rang.

    私はより早い差がゼロで座ることが完了した/話が鳴った、それよりも

    →私は、電話が鳴ったのよりもより早い差がゼロで座ることが完了した。

    →私は、電話が鳴ったのと同時に座ることが完了した。

    →私が座ると同時に電話が鳴った。(「座った」がhad p.p.、「鳴った」が過去形なので、「座った」のが先ではあるが、それが同時であるということ。原則として日本語は先に起きたことを先に訳すと自然な日本語になるので、「座る」を先に訳す)

     

    比較級の直前の数量を表す言葉は「差」を表す。

    noなら「差がゼロ」なので「同じ」になる。

    thanの後ろが肯定文で、thanの前もno soonerを除いた部分は肯定文。

    この二つの肯定文を比べて、than以下とthanの前が同時に起きたと言っているのです。

     

    ご質問は、鯨構文のよくある(愚かな)解説で「noが否定、moreが肯定、だから全体として意味はマイナスになる。だからthanの前も否定で訳し、thanの後ろも否定で訳すのだ」という考え方を前提にしたご質問だと思います。

     

    ではno sooner〜than…でも否定で訳してみましょうか。

    「私が座らなかったのは、雨が降らなかったのと同時だ」くらいですかね。

    わかると思いますが、非常に愚かな論理展開です。

     

    質問のもとになった、「noが否定、moreが肯定、だから全体として意味はマイナスになる。だからthanの前も否定で訳し、thanの後ろも否定で訳すのだ」という考え方をしている人間、そしてその講義を受講して、それを信じてしまっている人間は全て一人の例外もなく愚かな方々だと思います。

    詐欺に遭いやすいですよ。

    もっと批判的な精神を持ってください。

     

    いずれにせよ、結論として

    no sooner 〜than…は否定で訳さない。

    となると、鯨構文を否定で訳す人たち、あなたたちの論理展開はおかしいと言えないか。

    答えてみろよ。

     

    すると彼らは「早い差がゼロ」なんだろ?

    だから否定じゃないんだよ、とか言うのかな。

     

    鯨構文だって全く同じだよ。

    A whale is no more a fish /than a horse is ( a fish).

    鯨が魚だ、なんてより多い(more)差がゼロ(no)/馬が魚であるより

    →鯨が魚だなんて馬が魚だというのと同じだ。

     

    こちらも肯定文(馬が魚だ)と肯定文(鯨が魚だ)を比べて「より多い差がゼロ」なんだから、否定じゃないんだよ。(no soonerが否定にならないのと同じロジック)

     

    鯨構文を否定で訳す人たちは、no sooner thanも否定で訳しなさいよ。

    必ずね。

    私の論理展開は完璧です。

    一切の水の入る余地もありません。

     

    まぁもう結論は出ていると思います。

    no 比較級は「より〜だという差がゼロ」ということに尽きるのです。

    このnoは「差がゼロ」だけを表していて、他の部分には一切関わりを持っていない。

     

    だから、A whale is no more a fish than a horse is ( a fish).でも、

    正しいのは:「鯨が魚である」は、「馬が魚である」「より(than)」「より多い差がゼロ(no more)」(noは「鯨が魚である」「馬が魚である」には一切かかっていないのに注目されたし)→

    「鯨が魚だなんて、馬が魚だというのと同じことだぜ」

     

    「noがマイナス、moreがプラス、だから全体としてマイナスなので…」という発言がそもそも間違い。

    しかもその上、thanの前も後ろも否定文にするなんて…

    東大理三というのは、先生の言ったことを従順にコピーするだけで自分の頭で考えない、成績だけはいい優等生だということが判明です(自分の頭で考えるなら、不自然なことに気づくはずです。私が間違っているとは到底思えません)。

    https://youtube.com/shorts/qilYJlGk82Y?si=ST6arBejW6kPQdzg

    ※なぜ「比較の最難関」なのかは、間違っていることを正しいと説明しなくてはいけないから。間違いが正しいわけないのに。無理にこじつけている、だから「最難関」。実は非常に簡単なのに。おつかれさま。

     

    ただし、採点官も間違えているので、いわゆる鯨構文であるno more〜than…は最終的には否定文で訳してください。

    採点官も上の基準に従うと「愚か」なので仕方ないのですよ。

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    鯨構文5・テストで鯨構文をどう訳す?

    鯨構文を肯定で訳さなくてはならないことは理解しました。でもテストで書くのは怖いです

    お気持ち痛いほど良く分かります。

    何卒テストでは否定で訳してください。

    「クジラが魚でないのは、ウマが魚でないのと同じだ」と書いてください。

     

    仕方がないのです。

    採点官も間違えて覚えてます。

    彼らも受験時代に否定で訳しています。

    今更変えられないのです。(真実は何か、という観点を持って欲しいと思います。そうしたら答えは一つしかないのですが。)

     

    間違いなく正しいのは肯定文で訳すことです。

    しかしテストで合格するという目的のためには、必ず否定で訳してください。

    否定で訳すことが「綺麗な訳」だからではないですよ。

    なぜ「綺麗」なのか、その「綺麗な訳」と言っている方は言ってましたか?

    言ってないですよね、理由。(理由言ってみて欲しいです。私には非常に汚い訳に思えます。とてつもなく汚い訳文です。)

     

    否定で訳す理由は、「採点官も間違えているから」という理由以外あり得ません。

    天動説時代に、太陽が中心だと言ったらバツになるのと同じです。

    日本の鯨構文は、天動説時代の中世ヨーロッパなのです。

    _________________

    実際に会った話。

    立教大学の附属校、系列校での話です。

    早慶高校に全落ちしてリベンジのために弊塾に入った生徒さん。

    高二で鯨構文を何と肯定で習い、テストで肯定で書いたら見事にマル。(こういう先生もいるのだと感心しました。授業も非常にわかりやすかったそうです)

    高三でまた鯨構文が出た。

    今度は分かりづらい先生で、鯨構文も否定で教えた。

    その生徒さんは今回も肯定でテストに解答。

    すると……バツ。

     

    どちらも東京大学卒の英語の先生だったそうですが、念のためにぜひ否定で訳してテストは提出してください。 (東大卒の英語講師はアホばかりと思っていたのですが、たまに優秀な人がいると思った時でした)

    (ちなみにこの生徒さんは見事に早稲田大学に合格。見事にリベンジ!カッコイイ!!何年の、学部、第何志望だったかは個人情報でご勘弁ください。)

     

    要は……日本の英語の世界(原子力村ならぬ英語村。既得権益の世界。既得権益の世界はそう簡単には変わらない。福島で事故が起きるまで「原発は絶対に安全」と言い続けた人々を目にしていてよ〜く実感なさっているはず)では鯨構文は否定で訳すことになってる。初めから決まっているのです。全ての先生は否定に無理やり持って行こうとするでしょ?それが証拠です。

    「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とは日本の英語村の為にある言葉なのです。

    そんなことがないというなら即刻「鯨が魚だなんてのは、馬が魚だというようなものだ」に変えてくださいよ、村民の皆様〜🎵💢

     

     

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    鯨構文6

    誰が最初に否定で訳したのですか?

    斎藤秀三郎という方です。

    1915年初版の「熟語本位英和中辞典」で「鯨は牛馬も同然魚ではない」と訳されています。

    これが現代まで続く誤訳の始まりです。

    真上にHe can no more swim than I can fly.「彼が泳げるなら僕は飛んでみせる」という訳があり、これはお見事。

    同じように「鯨が魚なら、馬も魚であるぞ」くらいに訳していただければ、高校生の時に苦しんだ池田少年のような受験生が激減したでしょうに。

     

    ただ斎藤秀三郎先生のような先駆者を責めるのはお門違いと思います。

    誰も歩いていない道を歩むことは大変な重労働。

    その中でのミス…ミスはないのが最良ですが、道なき道を行く中では仕方ないことかと。

     

    私が思うに、後世の人間が正せなかったことがはるかに重罪。

    「鯨構文」の命名者とか、それを疑うことなく従順に受け入れてきた英語講師どもとか(否定で訳すことが「綺麗」だと言う。不正確なのに綺麗なはずはないでしょう。)。

     

    今からでも遅くない。

    肯定で訳しましょう。

    先駆者も実は肯定で訳しているのです。

     

    念の為、斉藤先生の訳文「鯨は馬同様魚でない」で会話してみると…

    「鯨は魚だよ」「鯨は馬同様に魚じゃないよ」……

    う〜ん、否定はやっぱり変。(意味はわかる。しかしどこかしっくりこない)

    「鯨は魚だよ」「鯨が魚だなんて馬が魚というのと同じだよ」

    「鯨は魚だよ」「鯨が魚だったら馬も魚だということになる」

    肯定はしっくり来る。

    斉藤先生、やはり否定で訳すのはダメなようです。

    先生が訳された「彼が泳げるなら僕は飛んでみせる」の訳を日本に普及させたいと思います。

     

    鯨構文を否定で訳す先生と肯定で訳す先生がいますがどういうことでしょうか?

    否定で訳す先生は何も考えていません。

    否定で訳すことありき、最初から最終的に否定の訳に持っていこうと考えています。

    (だから説明が非常に不自然で、且つ辛そうに説明しています。)

    否定の訳という「固定された」(=fixed)最終結論があるわけです。

    fixedは英語では「八百長」という意味もあります。

    鯨構文を否定で訳す方々は「八百長」だと思います。

     

    肯定で訳す先生は、解答を事前に設定するなどということはせず、ただ論理的に考えています。

    (そもそも考える前に結論があるというのはおかしいです。結論を想定せずに思考した結果、バイアスのない結論が出るのです。否定の訳は、なんとか否定に持っていこうというバイアスがかかっています。そんなプロセスの答えは、それをやっている時点で否定されるべきです。)

    その結果「肯定」で訳すという結論に到達しているわけです。

     

    現代は思考力が問われている、重要視されています。

    「〜ありき」「八百長」で考えるのって…何も考えてはいません。

     

    答えが事前にあってそこに無理やり持って行こうとする。

    ある種のカンニング。

    しかもその答えが間違っているって、まさに噴飯物ではありませんか?

     

    鯨構文を否定で訳す講師、学校から習っては同じように何も考えない人間になります。

    クリティカル・シンキングで思考してくる世界の人たちに対等に渡り合えない人間になります。

     

    ご父兄様、ご自分のお子様がそんなになっていいのですか?

    親が先に死にます。

    お子様がご父兄様が亡くなった後のご父兄様がいない世の中で強く生き抜くには、池田英語塾の論理的な思考力こそが最強最善であると強く断言しておきます。

     

    まとめますと:

    論理的にものを考えられることが重要。

    ぜひ肯定で訳すことを推奨している先生、学校を最優先してください。

     

    その際はぜひ池田英語塾もその候補に入れてください。

     

     

     

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    鯨構文7

    日本中の先生が鯨構文を否定で訳してます。全員間違えているのですか?

    はい、その通りです。否定で訳している限り、全員が間違えています。

     

    実は否定で教えている先生たちは、鯨構文を授業で教える前日、憂鬱になります。

    授業当日、汗だくになります。

    なぜか。

    心の奥底で間違っているという感覚があるからです。

    無茶苦茶な説明しているなあ、と自分でもわかっているからです。

    (thanの後ろは肯定文です。なのに「〜だ」と言っているんじゃないんです。「〜でない」と言っているんです!とつらそうな説明。一生懸命に嘘を教えているのですからご本人もツラいですね…でも嘘は嘘です。訂正をお願いします。「君にお金を貸すのはドブに捨てるのと同じだ」。この文章で「これはドブに捨てる」と言っているのではない、「ドブに捨てない」と言っていうるのだ、とやってみましょう。……やっぱりおかしい。池田英語塾は非常に自然、日本語らしい日本語。否定は不自然な日本語。どこでそんな日本語つかうのか、言ってみろよ!恥を知れ!!高3の池田少年は否定で訳す連中に激怒しているぞ!!!)

     

    汗だくでかわいそうにとは思いますが、教師が生徒さんに間違ったことを教えている方が罪が深い。

    即刻全員改めて欲しいと思います。

    (今井くん、君もだ。清水先生にダイレクトに習っている私の方が君より上だ。あ、これは無関係か。)

     

    私が鯨構文を肯定で訳すことを2008年にHPに掲載したときに、同様に肯定で訳すことを訴えているページは検索しましたが皆無でした。

    明治以来ずっとこうだったと考えると、日本の英語界は非常に遅れた恐竜の世界です。

    早く人間の世界になってもらいたいと思います。

     

    先生方、簡単です。

    肯定で訳してこれが正しいと証明し、みんなが間違えているから点数を取るために割り切って否定で訳しておけ、と生徒さんたちに言えば全て丸く収まる。

    鯨構文の授業で大汗をかかずに済みますよ。

     

    先生は正しいのです。他のみんなが間違えているのです。

    「先生、かっこいい〜!」となりますよ。

     

     

    Google検索で「鯨構文」でトップに出るサイトでは否定で訳しています。否定で訳すのが正しいからではないのですか?

    Googleの検索順位で上位のサイトが真実だというのは、日本で一番売れている商品が一番いい商品だ、というのと同じです。

    Googleの検索が全てではありません。

     

    ・比較される二者は同じもの

    ・thanの後ろは肯定文

    ・肯定文と肯定文を比較しているのは火を見るより明らか

     

    上の基準で考えてみてください。

    肯定で訳す一択だとわかります。

     

    Google検索は内容まで判断できていないのだと思います。

    AIはまだまだです。

    池田英語塾を信じましょう。

    塾長はAI超えです。

    キリスト教ではないのですが、信じるものは救われます。

     

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